よく寝そべってノートPCのキー叩いてるせいでしょうね、きりがついて起き上がった瞬間、背中や肘のあたりが痛くって、思わずうなっちゃうことが多くなりました。
それで、ある日ふと、会社帰りにたまたま視界に入った接骨院のドアを、気づいたら叩いていたのです。さいわいそこは完全予約制というわけではなかったし、わりとすいてたので、すぐ診てもらえました。
ナイスミドルのやさしい先生が、深いバリトンのお声で軽く指示を出しながら、わたしのからだをぽんぽんと叩いたり、なぜたり曲げたりのばしたり。
そうされればされるほど、からだのあちこちから何かどす黒いものが抜け出ていって、浄化されるような気がしました。
終わって待合室に戻ると、大きめの窓から、夕陽が最後の一閃をきらめかせて沈んでいく様子が見えて、それがまたリフレッシュされた気分をもり立ててくれたものです。いいなあ、この接骨院。
わたしはふだん在宅勤務で会社にはデータの納品や打ち合わせのために行くだけですから、会社近くのその接骨院も時々しか通りません。その「時々」の頻度でくらいなら、ここに通ってみるのもいいかも、と思いました。
ま、ほんとはその前に、寝そべってノートPC、なんてお行儀の悪いことを、しないようにしなきゃいけないんですけどね。